忠清南道(チュンチョンナムド、ちゅうせいなんどう)は、大韓民国中部(朝鮮半島中西部よりやや南)に位置する行政区。現在の道知事は安熙正。1896年、勅令第36号で朝鮮八道における忠清道の西半分を「忠清南道」と定めた。1945年以降は大韓民国の行政区となり、現在に至る。通常は忠南と略される。
かつて忠清南道の一部であった大田市は1989年に「大田直轄市」(1995年より大田広域市)として分離した。その後も道庁は大田広域市に置かれていたが、2012年12月28日に洪城郡(本館)と礼山郡(議会)にまたがる地域に移転した。
2004年、韓国の行政首都の燕岐・公州地区への移転が決定されたものの、憲法裁判所でこの決定を違憲とする判決が出たが、政府は遷都ではなく、行政機能の一部移転であるとしている。