ウェストジョーダン(英: West Jordan)は、アメリカ合衆国ユタ州北部ソルトレイク郡の都市である。ソルトレイクシティの急速に成長している郊外に位置しており、多様な経済で単純なベッドタウン以上のものになっている。2010年の国勢調査では人口103,712人であり、2000年の68,336人からは51.8%増加しており成長速度が驚異的に高い。ユタ州ではソルトレイクシティなどに次いで第4の都市である。ソルトレイク・バレーの南西端にあり、標高は4,330フィート (1,320 m)である。近くにあるジョーダン川に因んで名付けられており、市境は川の西岸に始まり、世界最大の露天掘りとなっているケネコット銅山があるオウカー山脈の東側丘陵まで拡がっている。
ウェストジョーダンは19世紀半ばに入植され、その地域中心に発展してきた。現在は4つの大きな小売地区があり、ジョーダン・ランディングがインターマウンテン・ウェストでは最大級の多用途計画開発地になっている。ウェストジョーダンに本社を置く会社としては、マウンテン・アメリカ・クレジット・ユニオン、リンコ・セールス・アンド・サービス、SME製鉄、サイプラス・クレジット・ユニオンがある。市内には総合病院としてジョーダン・バレーがあり、また2020年に完成したときは主キャンパスとなるべく設計されたソルトレイク・コミュニティ・カレッジのキャンパスがある。
ウェストジョーダンの目印としては、1850年に設立された「ガードナー・ビレッジ」と1916年に建設された歴史ある砂糖工場がある。また、元は「ソルトレイク第2空港」と呼ばれていたサウスバレー地域空港がある。この空港は一般用途空港であり、ユタ州兵のアパッチとブラックホークの各ヘリコプター基地にもなっている。